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ダイエットに関するお話しと商品です
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ダイエットによる、肥満症に対する食事療法には、
絶食療法、超低エネルギー食療法(半飢餓療法、very low calory diets;VLCD)、
低エネルギー食療法(LCD)があります。

VLCDでは、1日の摂取エネルギー600kcal前後の食事療法を1週間以上継続します。

VLCDは短期間での減量効果は大きいのですが、重篤な合併症を引き起こすこともあるため、
行うには専門医による十分な検討が必要です。

ダイエットで痩せるための VLCD が適応となるのは、小児、妊婦を除く17~70歳の成人、
BMI(body mass index) 30 kg/m2以上で一般の低エネルギー食での治療に抵抗性の
難治性高度肥満患者、肥満による障害のため早期に体重減少を必要とする方です。



禁忌は、比較的新しい心筋梗塞の既往のある者や、
不安定狭心症、重篤な不整脈、脳血管障害、肝腎障害、
消耗性疾患、精神疾患、1型糖尿病の患者、妊婦などです。

VLCDによる副作用として、
突然死、QT延長、心室性不整脈、胆石、高尿酸血症、痛風、
膵炎、下痢、便秘、悪心、起立性低血圧などがあります。



VLCDでは、
1日摂取エネルギー420kcalに
蛋白質70g、糖質30g、脂肪2g、
ビタミン、補酵素、微量元素を含み、
体蛋白の過剰な喪失を防ぐよう調整された規格食品を用い、
実施には入院治療を原則とします。

VLCD開始前に低エネルギー食を1~4週間実施し、
徐々に減量していきます。

VLCD期には規格食品を1日3回に分け水に溶いて服用し、
そのほかに水分1日2~3l以上を摂取します。

副作用の観点からVLCDの継続は
4週間、長くても8週間とします。

VLCD終了後は2~3週間かけて
低エネルギー食(800~1,000kcal)から
徐々に減量療法へと移行していきます。

この際、
急激に摂取エネルギーを増大させると不整脈を合併しやすく、
VLCDによる死亡が終了後2週間以内に多いことから、
回復期にも注意が必要です。

治療中は血液、尿、心電図検査を最低でも隔週行い、
適切な経過観察が必要です。



一般にVLCDによって
2型糖尿病高血圧は改善するため、
内服薬などは減量または中止とします。

利尿薬は特に低血圧と
電解質異常の危険があるため、
VLCD前に中止すべきです。



ダイエットに対して、
VLCDは、
1週間に女性1.5~2.Okg、男性2.0~2.5kg、
12週で平均20kgの減量効果があるなど、
短期的な治療効果は大きいです。

しかし、長期的には体重減少維持が難しく、
3年以上の観察ではVLCD単独による減量成功率は14%と、
800~1,800kcalでの食事療法による成功率18%と
比較し優れているとはいえません。



日本におけるVLCDによるダイエットでの治療報告でも
リバウンドが多く認められています。

VLCDに行動修正療法や外来受診を併用すると
VLCDの成功率が上昇するとの報告や、
VLCD中の運動療法の併用も勧められており、

長期に減量を維持するためには、
患者の性格などを加味して
VLCD、LCDの適応を選択し、
運動療法、行動修正療法などの併用も重要となります。






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痩せるダイエット法
http://ameblo.jp/diet11/

original article
http://ameblo.jp/diet11/day-20070110.html
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アーティクルリソース:http://www.viralarticle.com/
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